ラジコンマガジン2021年1月号に掲載された「ポリカボディ製作テクニック」記事ですが、読者の皆様からの反響も大きく、「もっと詳しく読みたい」というご意見も頂きました。
そこで改めて記事を紹介しつつ、補足説明をさせていただこうと思います。
ぜひ最後までご覧下さい!
記事の雰囲気はこちら。
PANDORA RC製の「TOYOTA GRスープラA90 GT4」を題材に、メタリック塗装&ラップ塗装を行い、各種ディテールアップパーツを組み合わせて仕上げました。
余白の切り出しですが、PANDORA RCの動画を参考に、油性ペンでカットラインを描いてから曲線バサミとカッターナイフで切り出しました。
大まかな部分はハサミでざっくりと。
ホイールアーチなどの曲線部分はまずカッターで軽くなぞるように2度ほど刃を入れ、その後に手でパキッと折っていくとキレイに切り出せます。
複雑なディテール部分の攻略ポイントは誌面に詳しく解説しているのでそちらをご覧ください。
ちょっとテクニックの必要なボンネット上のルーバー増設も同様に解説しています。
切り出し後はマスキングです。地道な作業ですが頑張りましょう(笑) 最終的にどの色に塗るか、クリアのままか、といった指定を表側から書いておくと間違えにくいです。
さらに一月前のラジコンマガジン2020年12月号ではマスキングテクニックを掲載しているので合わせてご覧いただけるとさらに分かりやすいと思います。
塗装の手順も掲載記事をご覧ください。
作例の基本色であるメタリックレッドですが、タミヤ製の「フロストレッド」を吹いたあとに「シャインシルバー」で裏打ちすることで新車のような美しい輝きを出すことができました。
パーツの接着は、完成を急ぐなら両面テープでも行えますが、走行する際の振動やクラッシュ時の衝撃を考えると、接着剤での固定がオススメです。記事ではおなじみのシューグーを使用しています。
各パーツを組み上げ、アクセサリーパーツを追加して完成です!
なおボンネットやルーフのラップ塗装は、フロストレッド→ラップ処理→シャインシルバー の順で仕上げましたが、ラップ処理後にシルバーではなくブラックを吹くことでさらに渋みのある表現も可能です。テストピースなどで試してみてください。
こちらはプロのカメラマンに「実車みたいに撮って!」とお願いして撮影したカットです。
メタリック塗装をしたことで、曲面を非常に艶かしく表現できたと思います。
最後に、使用したアクセサリーパーツをリストアップします。
・リアルボディキャッチセット(OVERDOSE)
・VOLTEX GTウイング(OVERDOSE)
・Wing Mirror W/ LED(3Racing)
・3Dメッシュデカール(OPTION No.1)
・ドリフトタイヤ&深リムホイール(OPTION No.1)
PANDORA RC製のGRスープラボディは曲面の表現も絶妙で、作例のようにメタリックカラーで塗装すると非常に映えます。
皆さんもぜひチャレンジしてみてください!
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